本行寺(佐賀市)

日蓮宗

  • 樹木葬

本行寺(佐賀市) ほんぎょうじ

1518年に開山。「鍋島山城守直弘公」や佐賀の七賢人の一人「江藤新平卿」の墓碑もある佐賀市屈指の由緒ある古刹です。
2025年春には永代供養の樹木葬墓地「慈永(じえい)」がオープン。
由緒あるお寺に誕生した、和モダンのおしゃれな樹木葬墓地として注目を集めています。

佐賀市・本行寺に和モダンの樹木葬墓地が誕生しました。

【樹木葬墓地 慈永(じえい)の特徴】
〇1名様用区画が永代使用料、永代供養料、管理料、墓石彫刻代すべて込みで20万円。
〇1名様用区画、2名様用区画、4名様用区画の3タイプをご用意。
〇年間管理料不要。最初にお支払いいただいた後は追加費用は必要ありません。
〇JR佐賀駅より車で9分、佐賀県庁より車で4分、昭和バス西田代バス停より徒歩1分。
 交通アクセス抜群のお寺です。
〇ご利用に宗旨宗派は問いません。檀家になる必要もありません。

寺院紹介

常住山 本行寺は龍造寺 豊前守の胤家公が開基し、永正15(1518)年に開山。
500年以上の歴史を誇る佐賀市屈指の古刹です。

もとは佐賀城北御門近くにありましたが、大永元年に現在の西田代に移転しました。

本行寺の境内墓地には、鍋島山城守 直弘公の広々とした墓所が広がっています。
また佐賀の七賢人の一人に数えられる「江藤新平卿」や、治水事業・築城など有名な「成富兵庫茂安公」のお墓など名だたる佐賀の名士の史跡も残され、歴史愛好家もたびたび訪れます。

文化財も多く、本堂、毘沙門堂が隣接した特殊な構造のお堂は、佐賀市の重要建築物に指定。
本堂に安置されている木彫毘沙門天立像も昭和42年に佐賀市重要文化財にも指定されました。

また年1回「大毘沙門天・星祭り」を開催しており、檀家さんはもちろん、地域の皆様も自由に参加できる恒例行事として多くの人がつめかけています。

この歴史ある寺院に令和7年4月、和を基調にした美しい樹木葬墓地「慈永(じえい)」が誕生しました。

「近年、お墓の後継者がいないことにお悩みの皆様が増え、一方で自然に包まれた樹木葬墓地をお探しの方が急増しています。
そうした声にお応えするために、本寺ではお墓の良さと樹木葬の良さを併せ持った樹木葬墓地“慈永”を誕生させました。
和モダンのデザインが特徴的で、早くもたくさんの皆様にご見学いただき、ご好評いただいています」と本行寺 30代目住職 松野住職は仰います。

「本行寺は佐賀市の中でも歴史のある由緒ある寺院として知られていますが、今回はより多くの皆様の供養の問題を解決するために、敷居の高さを感じない樹木葬墓地を目指しました。
そのひとつが“宗旨宗派を問わず利用できること”です。
檀家になる必要はありません。しかも供養面はお寺ならではの安心していただける内容です。
そうしたことも皆様にお選びいただいている理由なのかもしれませんね」と松野住職。

佐賀市内で樹木葬をお探しの皆さん、そして佐賀の歴史についてもっと深く知りたい皆さん。
佐賀市・本行寺にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

見学レポート

本行寺の境内は佐賀駅から与賀町→西田代町方面に向かい、車で9分、昭和バス西田代バス停より徒歩1分、佐賀銀行与賀町支店の目の前という大変便利な場所に広がっています。

風格のある山門があるので「ここからは歩いたほうがいいのかな?」と戸惑っていると…なんと境内の中まで車で入れるそう!
本堂の斜め前に広々とした駐車場も完備されていました!

本行寺の境内墓地には鍋島山城守 直弘公の大きな墓碑を中心に白石鍋島家の墓所が広がっているほか、佐賀市の歴史に名を連ねてきた名士たちが眠るお寺としても知られています。

そこで本堂に入る前に墓地を散策してみます。

本堂のすぐ前には佐賀の七賢人の一人に数えられる明治維新の志士・江藤新平卿の墓碑が奥様のお墓と並んで静かに佇んでいらっしゃいました。

さらに進むと治水事業・築城など有名な「成富兵庫茂安公」のお墓など名だたる佐賀の名士の史跡も…。

それぞれの歴史的な由来を解説した看板も設置され、墓所で佐賀の歴史散策が楽しめます。

 

次は本堂へ。

こちらは、本堂と毘沙門堂が連続した珍しい構造になっています。

毘沙門堂は訪れる人を見守るように数々の貴重な絵画が設置されています。

そしてその正面奥には、佐賀の重要文化財にも指定されている木彫毘沙門天立像が安置。
「毘沙門天は本行寺の守護神であり、この立像は江戸時代から大衆信仰の象徴として佐賀城下の人々に親しまれたと言われています。」と松野住職は仰います。

こうしたエピソードからも、佐賀の人々に長い間愛されてきた本行寺の歴史が垣間見えますね。

 

 

そんな歴史あるお寺になぜこのようなモダンな樹木葬が誕生したのでしょうか?

住職に聞くと―。
「先祖代々のお墓を子孫が継承して感謝の気持ちをつないでいく。
私はそれが一番だと考えています。
しかし、少子高齢化や核家族化が進む中でお墓の在り方も、人々のライフスタイルも変わってきています。

そうした皆様についてもきちんと思いに応えられるよう、無縁墓にならないようにお寺が責任を持って守っていく。
そのために造成したのが、かねてからご要望をいただいていた樹木葬墓地です。」と微笑まれます。

実は樹木葬墓地「慈永」という名前も松野住職の思いを託してつけられました。
「慈とはやさしさであり、感謝の気持ちです。それを永遠に守り継いでいく樹木葬にしたいと考えて『慈永』と名付けました。」(松野住職)

ご先祖様やご家族への感謝の気持ちをつなぎながら、現代のご要望にも最大限に応えていく。

そんな本行寺の思いが、この新しい樹木葬に託されているのですね。

■和モダンのデザインが印象的。 永代供養の樹木葬墓地「慈永」。

令和7年春に誕生した本行寺の樹木葬墓地「慈永」。
1人用区画「木蓮」、2人用区画「睡蓮」、4人用区画「白蓮」の3つのプランをご用意し、おひとりで、ご夫婦で、ご家族で、埋葬数に合わせて選ぶことができます。
価格は一人用区画が永代使用料、永代供養料、墓石・彫刻代、管理料、消費税すべて込みで20万円~。
本行寺は日蓮宗のお寺ですが、樹木葬は宗旨宗派を問わずにご利用いただけ、檀家になる必要もありません。

■佐賀市の重要建築物にも指定された重厚な本堂

本行寺はかつて与賀神社参道に開いていた参道の正面に、本堂と毘沙門堂が連結して並び建ち、大型の特異な構造の日蓮宗本堂として、本堂、毘沙門堂前の灯籠、狛犬、参道両側に並んだ対を成す石灯籠、石門、江戸後期建築の清正公堂などを含めて、佐賀市の歴史的景観を形成する重要な建築物となっています。
毘沙門堂には木彫毘沙門天立像が安置、こちらも佐賀市の重要文化財に指定されています。

アクセス

JR佐賀駅より車で9分
西田代バス停より徒歩1分
(昭和バス、佐賀市営バス、祐徳バスのすべてのバスが停車します)