宗念寺の大きな特徴は、緑の山々を背景に広々とした敷地が広がっていること。

境内の中には鐘楼堂や納骨堂、墓地などがあり、宗像ルンビニー墓苑も隣接しています。

また、本堂や門徒会館も門徒さんが利用しやすいように工夫され、特にモダンなデザインを施した門徒会館は、お花やお茶の教室、フラダンスの発表など様々な用途で活用されています。

お寺＝供養だけでなく、お寺が“ご門徒さんが人生を楽しむ場”の一つとなっていることも宗念寺の特徴です。
例えば毎年8月1日には、法名を書いた竹灯籠を並べご法要が行われますが、その後は夏祭りを開催。盆踊りや、やきそば、唐揚げ、そうめん、かき氷などの無料おふるまいや夜には花火大会も開催されています！！

盆踊りはやぐらを組みプロの太鼓に合わせて踊る本格的なもので、毎年大変盛り上がるそうです。

ちなみにおふるまいのそうめんのつゆは住職のお母様、先代坊守さんの手作り特製だし！！
“単なるそうめん”と侮るなかれ。食べた人の大半がお代わりするほどの美味しさなんですよ。

他にも毎月ご門徒さんを対象に勉強会を実施、また秋のご法要では門徒会館にてフラダンスの発表会を開催されています。
年越しには除夜の鐘つきを地域の皆様にも開放。
子どもたちが楽しめるようガシャポンやサイコロくじを用意するなど、子どもから高齢者まで楽しめるよう配慮されています。

「お寺に敷居の高さを感じる人もいますが、そんなことはありません。
どなたでも気軽に足を運んでいただけるようにしたいと考えています。
特に子どもたちにお寺に親しんでほしいですね。
宗念寺では本堂にも児童書コーナーを設置し、小さいお子様連れでもお寺に来て一緒に学び、楽しんでいただけるように配慮しています」
と松尾住職は微笑まれます。

住職はなんと身長188㎝の高身長！
最初は子どもたちもびっくりするそうですが、優しいお人柄が伝わるのか、法事が終わる頃には子供たちが一斉に集まってくるほど人気者になっているそうですよ♪

さらに愛されるお寺を目指して、若き住職が奮闘中の宗念寺。
行事などの際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？

JR東郷駅、東福間駅から車で3分、西鉄バス白水峠から徒歩2分という便利な環境にありながら、宗像の豊かな自然に包まれた村山田地区。
宗念寺の伽藍は県道97号線から小道に入ってすぐの小高い場所に、人々の暮らしを見守るかのように佇んでいます。

駐車場に車を停めるとまず目に入るのが鐘楼堂。

平成27年に完成した宗念寺の新しい鐘楼堂は堂々たる風格があり、梵鐘は約300貫(約1125㎏)の大きさ！
鐘は毎日17時につかれるほか、大みそかには門徒さんや地域の皆さんも除夜の鐘を衝くことがてきます。

夜は下方から上方を照らすようにライトアップされ、とても幻想的な景観に。
「このあたりは夜、灯りが無いので防犯面にも役立っているようですよ」とご住職は仰います。

庫裏の隣には真っ白なモダンな建物が。
これが門徒会館です。
門徒会館は2017年に建てられたばかりで、1階ホールは吹き抜けの開放感あふれる設計になっています。

「ご門徒さんに活用していただけるように、明るく現代的な設計にしてもらいました。
ご法要や勉強会、お花やお茶の教室などいろいろな用途で使っていただいてますね」とご住職。

門徒会館は3階建てでエレベーターも完備。
老若男女問わず気軽に利用できるバリアフリー設計も魅力の一つです。

広々とした境内には四季折々の植栽が配されていますが、特に印象的なのが「石」の存在。
大小さまざまな自然石を使って庭造りが行われ、和の侘び寂びや風情を楽しむことが出来るのです！

特に駐車場の脇にある灯籠は2ｍ以上もある巨大なもので見ごたえがありますよ。

現在のご住職は第16世。平成30年に41歳の若さで住職を継職されました。
若いフレッシュな力で、さらにご門徒さんに愛され、地域に親しまれるお寺を目指して尽力されています。

「これまで以上にご縁を大切に、老若男女様々な方々に足を運んでいただけるお寺にしたいですね。
私たちが今ここにあるのはご先祖様からいただいたご縁です。
そんなご縁を大切にして日々を暮らしていきましょう」
とご住職はおっしゃいます。

この言葉、心にとどめておきたいですね。