昭和50年代にできた新しいお寺です。
現在のお寺の横に流れる川の少し上流に日蓮宗の道場がありました。

その場所で僧侶（尼僧）が修行を行い、願をかけ、成就のあかつきには寺院を建立すると仏に誓ったそうです。
めでたく誓願成就し、この地に寺院を建立したのがこの浄泉寺でした。

現在は、「お寺でヨガ」や筆文字教室、「お坊さんとティータイム」という出張企画まで盛りだくさん。

「お寺の敷居が高いのなら、その敷居を越えるための踏み台を用意すればいい。
まずお寺に来てほしい、お寺に来ないならこちらから出向こう」
という新しい姿勢で様々なことに取り組んでいるお寺です。

一度お寺の方に会ってみると、その意味が分かると思いますよ。

ぜひ足を運んでみてください。
毎日　facebook　は更新されていますので、新しいお寺イベントを探してみてくださいね。

お寺に行ったのは、ちょうど雨の日でした。

残念だなぁと思いながらお寺に向かいました。
車で走っていくと、どんどん狭くなる道、人家もまばらになり、多少不安になってきたところ。
一つの看板を見つけました。

「浄泉寺　この奥に必ずありますよ」

なんということでしょう！！
この見事なまでのタイムリーな看板。
それも手書き。さらに進むと狭くなる道。更に看板。

「道は細いけど　だいじょうぶ　だいじょうぶ」

…完全に癒されました。
お寺につく前にお寺に魅了されるというのはなかなか経験したことがありません。

到着すると、川が流れている音がします。
川まで下りていけそうな感じです。
清々しい空気で満たされています。

副住職にお会いしました。
人の良さそうな雰囲気のたいへん気さくな方で、いろんなお話をしてもらいました。
お会いするだけで癒されそうです。

お土産をたくさんいただき、ご祈祷までしていただいて、雨は激しく降っていたけれど心は晴れ晴れとした気もちでお寺を後にしました。

facebook　は毎日更新、毎月手書きのお便りを出し、数々のイベントを主催し、もちろん日蓮宗の勉強会にも参加して、実は2人くらいいるのかと思ってしまいます。
それだけの情熱をもって、お寺を変えていこうとしている熱い思いで満ち満ちた、清々しいお寺です。

ぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか。
お寺への参詣だけでなく、行事・イベントへの参加も楽しいですよ！