安楽寺

浄土宗

安楽寺 あんらくじ

寿榮山 安楽寺は行橋の山中にある静かな寺院です。
自然に恵まれ、喧騒から遠く離れた場所だということを、しみじみと感じる立地です。

寺院紹介

行橋の山中にある静かな寺院です。自然に恵まれ、喧騒から遠く離れた場所だということを、しみじみと感じる立地です。

長い山門までの階段を上り、山門をくぐると境内です。
本堂裏には竹林がひろがり、静寂と趣を感じられる空間が広がります。

もともとはみやこ町の長川(ながわ)という地にあったということですが、キリシタン大名として高名な大友宗麟により仏教寺院は焼き払われてしまったといいます。
その後、どのような経緯か詳細は不明ですが、元禄年間に現在の地に庵を結んだと伝えられているそうです。

記録としては18世の住職のものが残っているそうで、現在は28世になるということでした。
きれいな水が湧く場所だからこそ、この地を選んだのでしょうとご住職さまがおっしゃいました。

このお寺の庫裏は江戸時代のもので、大変歴史的価値のあるものだということです。

また、5月ごろには毎年プロの奏者を招いてチェロのコンサートも開かれているということです。
こちらの催しはどなたでも参加することができるそうなので、是非お問い合わせの上お訪ねください。

見学レポート

歴史的価値のある庫裏。
その建物の中にはどなたでもお入りくださいとおっしゃってくださいました。

玄関を入ると土間の名残でしょうか、上がり口がとても高かったです。
黒く立派な梁や低い天井が歴史を感じさせてくれます。

このお寺には他にも珍しい「輪蔵」というものがあります。
これはお経を納めるもので、彫刻の施されたかなり大掛かりなものです。
写真に収まりきれない大きさでした。

これも、訪ねていけば見せていただけるということです。
是非お願いしてみましょう!

経堂内の輪蔵

六角柱の経典を納めるものです。
細かな彫刻が施されており、なんと回すことができます。
どれぐらい古いものかははっきりしませんが、お堂の中にあるので傷みは少なくとてもきれいに見えました。
大きさを比べるものがなくてわかりにくいですが、とても!大きいですよ。

経堂は境内にあります。 是非ご覧下さい。

アクセス

交通アクセス:県道64号線 行橋市立椿市小学校より車で7分
日豊本線行橋駅より車で20分