足立公園の麓にある黄檗宗寺院の1つです。
40年ほど前に再興されたお寺で、本堂は全て椅子を配置、畳敷きもありません。

こちらの寺院の特徴として一番に挙げられるのは、葬儀から納骨（永代供養）まで一式で「６３万円」という打ち出しです
（ただし葬儀通夜を仏母寺本堂で行う場合）。

それだけを聞くと事務的なお寺かと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
ご住職さまはとてもお話しやすい方で、人とのつながりをとても大切になさっています。

本来、生きている間に人と人とのつながりをもつことが大切で、本来はそれがお寺の役割であるとお考えです。
亡くなってからのご葬儀だけがお寺とのつながりになってしまうことが残念だという思いを感じられました。

“直接いろんなことをご相談ください。
そしてお会いしてご住職の人柄を見て、そして安心してお骨を預けてほしい。
お墓や納骨堂を購入するお金がなくて散骨するくらいなら、こちらでご供養してさしあげたい”
というご住職の思いを感じることができました。

ぜひ一度お話を伺ってみてください。

お寺も宗旨宗派を超えて助け合っていかなくてはいけないし、本来のお寺は人と人とのつながりをつくっていく役割を担っているものだとご住職はおっしゃいました。

また、「終活」という考え方にも大変興味をもっておられました。

たとえば、お墓を立てたいけれどお金が足りない方、
古いお墓をどうにかしたい方などのご相談も「終活」の一環としてお寺から発信していかなくてはならないとか、
お寺で葬儀やお通夜もやっていこうとする試み…。
本来はお寺でやっていたことなのに、いまでは葬儀社がするのが当然のようになってしまったことに対しての懸念など、お話しの内容は多岐にわたりました。

私たちの前にある現実の問題について、正面から取り組み、解決していこうというお気持ちを感じられるご住職さまでした。

お困りのことなど、ぜひご相談なさってみてください。