円浄寺

浄土真宗

  • 納骨堂
  • 永代供養

円浄寺 えんじょうじ

糟屋郡宇美町の自然豊かな環境に広がるお寺です。
『ヒラカレタオテラプロジェクト』を推進し、「お寺ライブ」や「やま寺マーケット」など様々な取り組みを行っています。

第三納骨堂は現在ご加入者募集中です。

円浄寺では、これまでの第一・第二納骨堂が満杯となったため、令和4年1月に第三納骨堂を開設しました。
堂内はバリアフリー構造で段差がなく、車いすの方も専用駐車場からスロープを通り、納骨壇の前までスムーズに移動することができます。

寺院紹介

■本来のお寺の姿を追求。

円浄寺は福岡県粕屋郡宇美町の自然豊かな土地に境内を構える浄土真宗本願寺派のお寺です。
その歴史は古く、今から約400年前となる慶長18(1613)年に道場を建立し、寛文8(1668)年に寺院が設立されました。
その後現在地に移転。
現在の本堂は明治17(1884)年に再建されたものです。

風格のある本堂

風格漂う本堂

そんな地域に根差した歴史あるお寺ですが、その一方で「敷居が高い」「葬儀や供養の際に行く場所」という近年のお寺のイメージをくつがえす、“楽しく”“親しみやすい”イベントや行事を行っています。

その名も“ヒラカレタオテラプロジェクト”。

「よく“お寺の新しい取り組み”と言われますが、そうではありません。
私は逆に「本来のお寺の姿」「お寺の本質」を取り戻していくための取り組みだと考えています。
本来お寺は地域コミュニティの中心であり、心の拠り所であり、芸術・文化・学問などの原点、そして生活に根差した存在でした。
しかし近年では、『葬儀・年忌法要などの場所』となって日常から遠ざかり、足を踏み入れにくい場所になってしまいました。
その敷居を下げ、『喜び』や『楽しむこと』から仏縁を作ってもらう―それがこのプロジェクトの目的です」
と円浄寺の藤木教行住職は仰います。

やま寺マーケットの様子

お客様でにぎわう「やま寺マーケット」

●現代のニーズに対応した新納骨堂。

供養面についても現代を生きる人々の要望に応え続けています。

第一、第二納骨堂はすでに満杯のため、令和4年にバリアフリー設計、冷暖房完備の第三納骨堂を開設。
第三納骨堂にはご夫婦やご友人同士など2名様まで納骨できる「永代型納骨壇」も用意され、門徒以外の方も利用できるようになっています。

自然に包まれたゆったりとした「山寺」の風情を漂わせながらも、お寺の本質的な役割を追求し、意欲的な取り組みを行う円浄寺。
そこには、根幹を変えないために変わり続ける、「これから」のお寺の答えがありました。

見学レポート

■お寺に行くのが楽しみになる“ヒラカレタオテラプロジェクト”

一本松公園(昭和の森)から歩いて17分ほどの静かな山あいに円浄寺は佇んでいます。

四季折々の風景に包まれ、近くを流れる宇美川では初夏にはホタルが舞う自然豊かなお寺ですが、年に数回地域でもっとも賑わう場所になります。

それが円浄寺の「ヒラカレタオテラプロジェクト」。

老若男女問わずお寺に親しんでもらい、気軽に足を運んでもらうためにスタートした取り組みで、イベントも“わくわく”するような内容ばかり。

例えば境内で開催される「やま寺マーケット」。
当日は物販、飲食、農産物、ワークショップ、セラピーなど多彩な内容の30以上のブースが大集合!
1日でなんと約400名ほどのお客様が詰めかけます。

夏休みには子どもたちを対象とした「日曜学校サマースクール」を開催。
これは円浄寺で40年以上も続く恒例イベントで、毎年様々なゲームやグルメなど楽しい企画を準備。
毎回たくさんの子どもたちが集まり、食べて、遊んで、手を合わせて、心に残る夏の一日を過ごしています。

■お寺がライブ会場になる。円浄寺の「善音会」

本堂を開放して行う「お寺ライブ『善音会(ぜんのんえ)』」も大好評。
実は藤木住職自身が過去バンド演奏をしていた「音楽経験者」で、そのネットワークを生かし、プロとして活躍中のミュージシャンが本格的な音響機材を使って行うオープンイベントです。
こちらも毎回200人前後のお客様が来寺し、大いに盛り上がります!

「お寺は従来地域コミュニティの核となる場所で、地域の文化・生活、そしていのちの起源にも根付いた場所でした。
今一度そうした役割を取り戻し、人と人とが繋がり合い寄り添い合い、これまであまりお寺にご縁のなかった方々にも気軽に足を運んでいただく“機縁”となるイベントをこれからも行っていきたいと思います。」
と藤木住職は微笑みます。

イベントには門徒さん以外もご参加いただけます。
ぜひこの機会に円浄寺に足を運んではいかがでしょうか。

イベントに関する詳しい情報はこちらから

円浄寺ホームページ

■永代型納骨壇も用意した円浄寺の納骨堂。

令和4年に誕生した第三納骨堂は、和モダンを基調にした落ち着いた雰囲気の建物に、木調のシックな納骨壇を完備。
正面には蓮の上に鎮座されたご本尊の阿弥陀如来が穏やかな表情で佇まれ、心静かにお参りをすることができます。

バリアフリー構造で、専用駐車場から車いすに乗ったまま納骨壇までスムーズに移動が可能。
冷暖房も完備され、季節を問わず快適にお参りすることができます。

■本堂を開放して行うオープンエアな お寺ライブ「善音会(ぜんのんえ)」。

円浄寺では、人と人とが繋がり合い寄り添い合うことのできる「ヒラカレタオテラプロジェクト」の一環として、年に一度お寺ライブ「善音会」を開催しています。
出演するのはプロやセミプロとして活躍中の一流アーティストばかり!
飲食ブースなども用意され、食事を楽しみながら迫力たっぷりの音の世界を堪能できます。
※写真は2023年開催時のフライヤー


2023年第6回開催時のフライヤー

アクセス

西鉄バス「障子岳」バス停より徒歩4分