本泰寺

日蓮宗

  • 納骨堂
  • 永代供養

本泰寺 ほんたいじ

法榮山 本泰寺は安住院日就上人によって開山されました。
もとは丹波福知山にあって元和7年(1621年)に現在地に移転したと伝えられています。朱塗りの山門が特徴的なお寺です。

寺院紹介

法榮山 本泰寺は安住院日就上人によって開山されました。
もとは丹波福知山にあった有馬氏の祈願寺であり、元和7年(1621年)に有馬豊氏公が久留米に転封の際、現在地に移転したと伝えられています。

色鮮やかな朱塗りの山門は元禄年間1688-1704に建築されたもので、 屋根部分に丸みを帯びた「平唐門」となっています。
本瓦葺きで平唐様式の山門は珍しく、久留米市有形文化財にも指定されています。

本泰寺が佇む「久留米市寺町」はその名の通り、古くからお寺が集まる地域であり、現在もこの一帯に十数ヶ寺の寺院がひしめき、昔ながらの歴史情緒あふれる風景を描き出しています。

そんな寺町の中でも、本泰寺の山門は朱色のひときわ鮮やかな姿が印象的で、訪れる人々の目を引き付けるシンボルのような存在になっています。

本泰寺の本堂は平成10年に新しく建て替えられました。
天井が高く広々とした開放感のある本堂で、ご供養だけでなく地域の様々な活動にも活用されています。
本堂には一塔両尊のご本尊様が鎮座されていますが、なんと横幅170㎝、奥行き75㎝、高さ160㎝という他に類を見ない大きさ!

また日蓮上人像も開山当初からお寺を見守り続けている歴史あるもので、都心のすぐそばにありながらも四季折々の自然に包まれた境内は、時も穏やかに流れているかのようです。

本泰寺の鵜澤 恭温(うざわ きょうおん)住職は、筑後・福岡地域の日蓮宗の各団体の幹事も兼任するエネルギッシュな方です。

たくさんの人にお寺に親しんでもらうために様々な活動をされている一方で、仏教の教義もとても大切にされており、想像を絶する過酷さで全国的にも知られる日蓮宗の荒行に、平成16~17年に続き平成29~30年も入行(※修行に参加すること)されたそうです。

「荒行僧の一日は、極寒の時期に朝三時から午後十一時まで一日七回、寒水に身を清める「水行」と、「万巻の読経」、相伝書の「書写行」となります。
とても過酷な修行で心身ともに極限状態となるのですが、入行が二回目となる今回は、つねに何かに“守られている”感がありました。
そして初心に立ち返ることができましたね。」
とご住職は微笑まれます。

“僧侶としての原点”に還るために荒行に入行したというご住職。

何かを得て何かを洗い流してきたような達観したその笑顔が印象的でした。

本泰寺では“皆さんにもっとお寺を活用していただきたい”という思いから、本堂でのお通夜、ご葬儀も受け付けられています。
少人数での家族葬から150名まで収容できる本堂での葬儀も可能。
檀家さんはもちろん、檀家さん以外のお申込みもできるそうですよ♪

さらに仏前結婚式、安産祈願、地鎮祭、厄除け、姓名判断、吉方吉中判断などもしていたただけるそうですよ。
お寺との距離を無くすために様々な活動を行われている本泰寺に、皆さんもぜひ足をお運びくださいね。

見学レポート

西鉄久留米駅からてくてく歩いてたったの9分!交通アクセスが驚くほど便利なことも本泰寺の魅力のひとつです。

本泰寺は久留米市指定有形文化財に指定されている山門、風格ある本堂、手入れが行き届いた庭など、由緒あるしつらえなのに、どことなく親しみやすさを感じます。

その理由は、ご住職や坊守さんと話をしていて分かりました。

ご住職も、坊守さんも「地域の暮らしに身近に存在するお寺」「気軽に足を運べる親しやすいお寺」を目指されており、もっとお寺に来てもらうために何をしたらいいのか、常日頃から真剣に考えられているのです。

そのため、お寺を身近に感じることができる様々な催しを年間を通して開催されています。

毎年お正月のご法要の際には様々な御祈願が行われ、檀家さん以外の参列も可能。法要以外に福引や手品、サックスの演奏など多彩な行事が企画されなんとベリーダンスの公演が行われたこともあるそうです。お寺でベリーダンス…画期的ですね!

また、ジャズのコンサートでは、クリスマスソングも流れるとか流れないとか。

また、地域社会と一体となって「本泰寺market」を開催。
境内のすべてを会場として開放し、地元の選りすぐりの名店がずらりと軒を連ねる地域活性化イベントとなっています。

このイベント、なんと毎年2000~3000人の方が来場されるんですよ!
お寺のイベントのレベルを超えています!!

また葬儀、保険や税理士さんなど様々な分野のプロに相談できる終活イベントも開催。
また、社会福祉協議会の依頼により、身寄りのない方のご供養も実施されています。

「あくまでお骨はお預かりし、いつかご身内の方にお返しすることができれば、とのお気持ちで行っています。
実際に引き取りに来られたこともありますよ。そのときはとても感謝されていましたね。」

また、地域の子供食堂や介護施設への食材の提供されているほか、中学生のラグビーチームの合宿場所として、30年以上にわたって本堂を提供なさっていたり、高専のラグビー部の激励会をお寺で行ったり(こちらも30年以上。しかも毎年60人以上の学生にカレーとぎょうざを振舞っているとか!)と、一見お寺の活動とは関係がなさそうに思える「地域ボランティア活動」も気軽に受け入れられています。

本泰寺マーケットも、出店料や入場費は全くいただかず、福引なども無料で参加できます。
地域の方は大変喜ばれていますが、お寺としては大変なことも多いのでは…老婆心も。

ご住職に率直に尋ねると、
「もちろん大変な面もあります。
しかし、こうした地域貢献もお寺の役割のひとつと考えています。
皆さんに喜んでもらえることを出来る範囲で行っていく、それが当寺の姿勢です」
と柔らかく微笑まれました。

本泰寺にはいつもひっきりなしに人が訪れ、様々なご相談をされています。
それは損得勘定ではない“真に地域に必要とされるお寺でありたい”という思いがあるからこそなのだと取材を通して実感しました。

檀家さん以外もご利用OK。お通夜、ご葬儀も受付中。

本泰寺ではお寺でのお通夜、葬儀なども受け付けられています。

枕経からお通夜、ご葬儀、納骨、ご法要まで丁寧にご対応いただけますし、 お通夜、ご葬儀の会場も用意されています。(※家族葬、150名収容の本堂でのご葬儀など)

亡くなられた後はまずお寺へご一報くださいね。(駐車場完備)

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2017年に完成。宗旨宗派不問で、どなたでも利用できます。

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お寺の納骨堂としては珍しく、ご加入者の宗派を問いません。

納骨堂は本堂と直結していますのでお参りにも便利です。

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仏壇型/70万円~200万円
(100万円は横幅30cm・45cm)

(200万円は横幅50cm)

詳しくはお問い合わせ下さい。

アクセス

交通アクセス: 西鉄大牟田線西鉄久留米駅 徒歩7分
JR鹿児島本線JR久留米駅よりタクシー5分
西鉄バス 通町六丁目バス停 徒歩5分 お車の方 九州自動車道 久留米ICより15分