浄満寺は元亀４年(１５７３年)に開基・浄心により創建されました。
寛文11（1671）年、第3代住職刢順(れいじゅん)の代には黒田藩から現在の境内を与えられた由緒あるお寺です。

本堂は福岡県西方沖地震で被災したため2011(平成23)年に再建。
さらに平成2019(平成1931)年には閉園した浄和幼稚園を改装し、新しい門徒会館が完成。お寺でお通夜や葬儀を行うことが出来るようになりました。

また、門徒さんと一緒に活発な活動を行われており、「浄和子ども会」は毎月開催、夏は流しそうめんイベントなども実施されています。

婦人会や壮年会「シャカ倶楽部」などでもバーベキューなどの多彩な行事が企画されています。
法要だけでなく、門徒さんたちの人生を彩る「集いの場」ともなっている、とてもアクティブなお寺です！

また「“お寺”をもっと身近に感じてもらいたい」「様々な世代の人にお寺に足を運んでもらいたい」という思いから、本堂でジャズコンサートや｢手しごと市｣を開催するなど、様々な活動を行われています。

インターネットによる情報発信も積極的に行われており、ホームページはもちろん、facebookやInstagramなどでもお寺の活動を分かりやすく伝えられています。

ジャズコンサートや手しごと市には門徒さん以外の人も参加できます(むしろ門徒さん以外の方の方が多いとか…)。
お気軽にご参加くださいね。

浄満寺は福岡市営地下鉄西新駅から徒歩約6分、西鉄バス今川橋駅から降りてすぐという交通アクセス抜群の“都会の中にあるお寺”です。

しかし、風格のある山門の前に立つと、都会の喧騒を忘れ静謐で穏やかな空気に包まれていくから不思議です。

というのもこの山門、実は福岡市指定の有形文化財。
そしてその横に「亀井南冥墓所」と刻まれた石碑があります。

浄満寺の墓地には江戸時代の儒学者であり、志賀島で発見された金印の検証も行った亀井南冥氏とその一族の墓所があり、これも福岡県指定の文化財となっているのです。

山門をくぐると正面には本堂、右手に真新しい門徒会館、そして左手には納骨堂がありました。
納骨堂のさらに奥に行くと墓地が広がっており、亀井南冥墓所もこちらにあります。

高層ビルを背景に、歴史ある墓所が広がる様は、浄満寺が積み重ねてきた「長き時」を感じさせてくれます。

墓所や納骨堂には若干の空きもあるそうです。
条件など詳細は浄満寺までお問い合わせくださいね。

【年間行事予定】
・元旦会　　　1月1日午後1時
・春の彼岸会　春分の日/午後1時半
・花まつり　　4月第2土曜日午前10時
・永代経法要　5月～6月の3日間
・盆会　　　　8月13日午後5時　8月15日午前8時
・秋の彼岸会　秋分の日/午後1時半
・報恩講法要　10月～11月の3日間
・除夜会　　　12月31日午後5時

【毎月の予定】
・浄和子ども会　　第2土曜日午前10時～11時半
・浄和婦人会　　　16日午後1時半～
・壮年会『シャカ倶楽部』　第3土曜日午後6時～
・『正信偈』を知ろう　　　奇数月第4土曜日午後3時～