金龍寺

曹洞宗

  • 納骨堂
  • 樹木葬

金龍寺 きんりゅうじ

耕雲山 金龍寺は永正5年(1508)怡土郡高祖村(現在の前原市)に開創され、福岡藩二代藩主黒田忠之の時に現在の地へ移転したとされています。

寺院紹介

永正5年(1508)怡土郡高祖村(現在の前原市)に開創され、福岡藩二代藩主黒田忠之の時に現在の地へ移転したとされています。

近年改築工事を終え、境内、本堂などとても綺麗です。
明治通りに面しており、明るく広々とした境内が広がっています。

こちらのお寺は近代の学者・貝原益軒の墓所と銅像があることで知られています。
貝原益軒とは江戸時代の儒学者として知られていますが、現在でいうところの生物学者でもあり、農学者でもありました。
とにかく博識で行動力のある人だったようです。

他にも劇作家の倉田百三の歌碑や、黒田二十四騎の内三騎の墓所もあるということです。

納骨堂も受付中です。詳細はお寺までお問い合わせください。
詳しい資料もご用意なさってますよ。

※納骨堂の加入には入壇が必要となります。入壇条件につきましてはお問合せください。

見学レポート

貝原益軒の銅像は大きいです!一見の価値あり、と思いました。
貝原益軒、という名前は知っていましたが、調べるほどに面白い人なのではないかと感じています。

このお寺は本当に明るく開放感があります。
山門をくぐると白い境内とまっすぐに伸びる参道が目に飛び込んできます。

しかし、そこでまず後ろを振り返ってください。
山門に仁王像が左右一対、境内を向いてたっているではないですか。普通なら外を向いているのに…

このつくりは、「回向返照」という教えに沿ったものだそうです。
まずは仁王像が睨みをきかせて「内」を治め、それが「外」に照りかえることで良くなる、ということなんだそうです。
よく見ると、山門に「返照」の額があります。これもまた内側です。

見所のたくさんあるお寺さまです。

アクセスも便利ですので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

貝原益軒銅像

見上げる高さの貝原益軒です。

とりあえず、大きい!迫力があります。


山門を内側からも見てください

返照 とあります。内側に仁王像が立っています。
珍しいですよね!

山門をくぐって振り返るか、お帰りの際に見るのをお忘れなく。

アクセス

交通アクセス:福岡市営地下鉄 西新駅6番出口 徒歩5分
西鉄バス 今川橋バス停 徒歩1分