萬行寺

浄土真宗

  • お墓
  • 納骨堂

萬行寺 まんぎょうじ

普賢山 萬行寺は福岡(筑前)の浄土真宗本願寺派の代表たる寺院です。
博多駅から徒歩約10分、地下鉄祇園駅から徒歩約5分で行ける都心にあるお寺ですが、境内は静かで心落ち着く空間が広がっています。
お墓のほか納骨堂もあり、お参りにも大変便利なお寺です。

寺院紹介

享禄2年(1529年)にご本山の命で空性が開基となり普賢堂町に草庵を結びました。
福岡(筑前)の浄土真宗本願寺派の代表たる寺院です。

弘治3年(1557年)に櫛田神社前の冷泉町に、その後寛文5年(1665年)に祇園の地に移転し今日に至ります。

博多駅から徒歩約10分、地下鉄祇園駅から徒歩約5分と都心部にあるお寺ですが、境内に入るととても静かで落ち着いた空間が広がっています。

本堂裏手には都心部には珍しく大変広い墓地もあり、大銀杏が空高くそびえる姿を目にすることができます。
色づいた頃のイチョウは圧巻です。

また、秋には博多まち歩きイベント「はかたんウォーク」スタンプラリーに参加したり、博多地域の活性化にも積極的に参加なさっています。
博多散策の際には気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。


平成28年には新第一納骨堂も誕生しました。

5階建ての堂内はエレベーター付のバリアフリーで、ご高齢の方のお参りも安心。
車いすや休憩スペースなども随所に用意されています。

また大人数でのご法要にも対応できる法要室も完備。

納骨室についても、“納骨堂はご先祖様と子孫が俱に一処に会うことができる場所”という考えから、単なるご遺骨の安置所ではなく、堂内は阿弥陀様の極楽浄土が表現されています。

交通アクセスが抜群に良いお寺ですから、お参りも大変便利ですね。

まずはお気軽にご見学ください。

見学レポート

福岡の浄土真宗本願寺派で名刹古刹として名高い萬行寺ですが、開かれた雰囲気に驚かされます。

どなたでも入りやすい山門、本堂にはご法要のとき以外は自由に出入りができますし、ご参詣の方の休憩所もあります。

寺務所付近にはお天気のいい日には猫がゴロリと横たわり日向ぼっこをしているという、なんとも癒されるお寺なのです。

寺紋も変わっています。
浄土真宗には珍しく、抱きおもだか紋です。
これはかの有名な石山合戦において萬行寺のご住職が功績を上げたことにより広島の毛利家の裏紋であるおもだか紋を下付されたものだそうです。

また、信心深い遊女・明月のお墓があります。
山門を入ってすぐ右側に静かに佇んでいますのでぜひ一度お参りください。

 

阿弥陀様の極楽浄土を表現した萬行寺の新第一納骨堂

萬行寺の新第一納骨堂は門徒様の熱いご要望に応えて平成28年に誕生。

エレベーターや法要施設などを完備した充実した設備と極楽浄土を表現した華麗な納骨壇が特徴です。

ご利用には萬行寺の門徒になる必要があります。ご希望の方はぜひお問合せください。

【問い合わせ】092-291-1556(萬行寺)

●A区画納骨壇(骨壺15個収納可能)280万円

●納骨壇B
B区画納骨壇 (骨壺9個収納可能)200万円

C区画納骨壇(骨壺6個収納可能)150万円

 

明月尼の墓

明月は源氏名で本名はお秋といいました。
両親を亡くし、許婚を亡くし、生きる希望を失い遊郭に売られた薄幸の美女でした。
供養のため訪れた萬行寺住職の正海和尚と出会い、熱心に参詣を続けたといいます。
しかし、彼女は22歳という若さで病を得、儚くなってしまうのです。
明月の四十九日の朝、墓を破って一輪の白い蓮の花が咲き、墓を掘りあらためたところ、明月の亡骸は今なお生きているようで、微かに微笑むその口から茎が伸びでていました。

寺紋 抱き沢瀉(おもだか)紋

第5世住職正海が石山合戦において本願寺の援軍であった広島の毛利家と共に武器、食料などの輸送に成功しました。
その功で毛利家より裏紋であるおもだか紋をいただき、以来寺紋としています。

その際の書状(顕如上人と足利義昭のもの)が寺宝として残っているということです。

アクセス

交通アクセス: 西鉄バス キャナルシティ博多前バス停 徒歩すぐ
福岡市営地下鉄 祇園駅 徒歩5分
JR鹿児島本線各線 博多駅 徒歩13分
お車の方 福岡都市高速 呉服町出口、千代出口5分